四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(5月10日発表)

石塚硝子(5204)

ガラス瓶・容器を製造する石塚硝子(5204)が2位。近年は大手飲料メーカー向けのペットボトル予備成形品(プリフォーム)が収益の柱に成長する。2023年3月期は、事前の予想営業利益が10億円であるのに対して実績値は22億円。値上げと経費圧縮で営業利益を積み増した。

東海理化(6995)

東海理化(6995)が5位。同社はトヨタ系の自動車部品メーカー。自動車用の半導体を自社で開発・生産し、エレクトロニクス分野にも強い。直近第4四半期は円安効果や原料高の価格転嫁で利益が拡大。最終的な営業利益は2022年3月期を上回る66億円だった。

ブルボン(2208)

「ルマンド」「アルフォート」などの菓子で知られるブルボン(2208)は、新潟拠点の総合菓子メーカー。原材料の大量調達による単価減や省力化設備導入によるコスト削減、価格改定や商品企画変更の収益性改善策が予想を超えて成果をあげ、営業利益が上振れ着地した。