四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(3月20日発表)

マツダ(7261)

広島県安芸郡に本社を構える自動車メーカー。半導体不足の影響が生産に響く今期の営業利益は回復途上の段階とはいえ、新型コロナウイルスの影響が直撃した前期の水準からは9.3倍と大きく拡大。半導体不足の影響は徐々に回復に向かうとみられ、来2023年3月期も業績改善が続きそうだ。

新光電気工業(6967)

アメリカのインテル向けを主軸とする半導体パッケージの大手。在宅勤務の普及によるPC需要の拡大が半導体パッケージに強い追い風となっており、今2022年3月期は営業益が3倍に急成長。2007年3月以来、実に15年ぶりとなる最高純益更新が目前に迫っている。

世界大手KOA(6999)「信州伊那谷の農村で生活基盤づくりと安定した暮らしを実現する」という創業者の会社設立当時の思いを背景に、長野県を中心に国内生産が全体の7割を占める。