9月16日引け後に発表された決算・業績修正

【ミタチ産業 <3321> [東証S]】 ★今期経常を37%上方修正
◆23年5月期の連結経常利益を従来予想の15億円→20.5億円に36.7%上方修正。減益率が29.7%減→3.9%減に縮小する見通しとなった。原材料価格の高騰や半導体不足、中国ロックダウンによる生産調整の影響はあるものの、グローバルな調達力を活かした半導体・電子部品の販売製品の確保に加え、コスト抑制や効率化の継続などが寄与し、利益が想定より上向く。

クロスキャト <2307> [東証P]  ★上期経常を54%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆23年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5億円→7.7億円に54.0%上方修正。増益率が5.9%増→63.1%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。官公庁や通信、製造向けの案件が好調に推移し、売上高が計画を11.1%も上回ることが寄与。売上原価や販管費の抑制も上振れに貢献する。

アグレ都市 <3467> [東証P]  ★上期経常を37%上方修正
◆23年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の6億円→8.2億円に36.7%上方修正。増益率が30.0%増→77.8%増に拡大する見通しとなった。底堅い不動産市況を背景に、前期に引き続き販売活動が堅調に推移し、売上高が計画を上回ることが寄与。アセットソリューション事業における販売価格の上振れに加え、販管費が想定を下回ることも利益を押し上げる。